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10代から20代前半の男性肌は、皮脂量の多い年代です。
特に思春期の肌は、ホルモンバランスの乱れにより皮脂量のコントロールができず、これが原因でニキビに悩まされることも多いものです。
皮脂量は、その後30代前後でピークを迎え、緩やかに減少していきます。
ところが、街行く男性の肌を見ていると、皮脂量が減少するはずの年代であっても、脂でギトギトしている方は見かけます。
なぜ本来、減少するはずの年代でも皮脂でギトギトの状態となっているのでしょうか。
その理由の一つが、肌の乾燥です。
肌の保水量は、10代でピークを迎え、その後急速に減少していきます。
また、肌の新陳代謝(ターンオーバー)もリズムが遅くなり、ダメージを受けても回復しにくくなります。
そこで身体は、毛穴から出る皮脂量を増やして、肌のダメージを少しでも軽減させたり、肌表面を皮脂で覆い水分の蒸発量を減らそうとするのです。
これが、40代以降でも皮脂で肌がギトギトになる理由です。
こうなると、本来必要なのは、化粧品による保湿です。
ところが、多くの方は、洗顔料で必死に脂を落としたり、何度も洗顔したり、あぶらとり紙を使ったりと、皮脂を落とすことだけに必死になります。
これでは、本人と身体との喧嘩であって、いつまで経っても皮脂量は減らないばかりか、余計に皮脂量を増やしてしまいます。
本来は、もう皮脂は十分だから出さなくていいと伝え、肌とうまくつきあうことが必要なのです。
脂ギトギト状態の肌は、極端に乾燥しています。
そのため、優しく肌から皮脂を落とす洗顔を行った後は、すぐにスキンケアを行うことが大切です。
スキンケアで必要なのは、保湿成分の補充です。
乾燥した肌は、保湿成分が不足し、産生が間に合っていない状態です。
そこに化粧品で保湿成分を足すことで、身体が新たな保湿成分を生み出すまでの時間を稼ぎます。
使用する化粧品は、化粧水が無難でしょう。
安価な化粧水であれば、数百円程度で購入できます。ただし、アルコールの入った商品は避け、ノンアルコール(アルコールフリー)のものを選びましょう。
数日から2週間ほど、洗顔後のスキンケアを続ければ、皮脂量は改善されると思います。
それでも皮脂量に変化が見られない場合は、美容液や保湿乳液など、より保湿成分の多い商品も使用します。
これらのアイテムは、男性にとっては慣れないべとつきを感じることがよくあります。
そのため、日中は使用せず、夜間眠る前に使用すると、気持ち悪さを感じず肌の状態を改善できます。
ともあれ、40代以降の脂ギッシュ肌は、肌にトラブルが生じている証拠です。
肌と喧嘩をせず、うまくつきあうコツを覚え、皮脂量を適正にコントロールしていきましょう。