スクラブ洗顔で肌がボロボロに!間違った洗顔は肌を痛めるだけ!

スクラブ洗顔で肌がボロボロに!間違った洗顔は肌を痛めるだけ!

マイクロビーズの入ったスクラブ洗顔。肌をつるつるにしてくれるため人気を呼んでいますが、実は肌をボロボロにしています。後になって後悔しないために、注意して使うことが重要です。

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スクラブ洗顔で肌がボロボロに!間違った洗顔は肌を痛めるだけ!

ドラッグストアで販売されている洗顔料の中には、スクラブ洗顔と名付けられたアイテムを見かけることがよくあります。

 

スクラブ洗顔料とは、洗顔料の中に極小さな粒子の「研磨剤」が入っている洗顔料です。
このスクラブとは、マイクロビーズのことで、その正体はプラスチックです。
洗顔料だけでなく、ボディソープや歯磨き粉などにも入っていて、世界的にも使われている一般的な素材です。

 

ただ、スクラブは研磨剤ですから、文字通り、肌を削ってしまいます。
プラスチックと肌ではもちろん肌の方が弱いですから、使えば使うほど角質を削り取ってしまい、どんどん肌がぼろぼろになる代物なのです。

 

もちろん、その削られ具合は目には見えません。また、使ったその瞬間にぼろぼろになっていることが分かるようなものでもありません。
ただ、使えば使うほどに肌の状態は劣化し、刺激に弱い肌へと変わっていくのです。

 

そんな危険なものをなぜ使用しているかと言えば、研磨剤ですからその瞬間はつるつるになった感じを受けるためです。
実際、スクラブ洗顔をしてみると、いつもとは違い、触ってもすぐに分かるほどのつるつる感を受けることでしょう。

 

メーカーとしても危険性は分かっていますから、スクラブ洗顔は週に1回~2回程度にしてください、と注意書きはしていますが、中には毎日行い、自分で肌をぼろぼろにしているケースもあります。

 

そもそも、洗顔の基本は「優しさ」です。
そして、汚れは削り落とすものではなく、「吸着」させるものです。
スクラブ洗顔には、この両方の機能がなく、肌にとって本当に危ない代物だと言えます。

スクラブ洗顔で健康被害や環境汚染の可能性も

さて、昨今スクラブ洗顔には他にも問題点が指摘されています。

 

一つは、マイクロビーズが目の中などに残ってしまう問題です。
目の中などに異物が入ると自動的に排出される仕組みがありますので、本来であれば問題はありません。

 

ただ、非常に細かい粒子のため、目の奥に入ってしまうことがあります。
通常は痛みがありますから、入り込んだらすぐに分かると思います。

 

実際、スクラブが目の奥に入った事例は、ネット上でもいくつも報告されていますし、福祉保健局からの広報もなされています。
これを防ぐためには、洗顔中はしっかり目をつむり、中に入り込まないようにすることです。

 

そしてもう一つの問題が環境汚染です。
マイクロビーズは非常に多くの商品で使われていますが水に溶けず、水に浮くためにそのまま河や海へと流れています。
これが環境汚染を引き起こしているとの指摘がなされ、アメリカでは法律で規制されることになりました。

 

日本ではまだ問題になっていませんが、あなたも使っているうちに知らず知らず環境汚染の原因となっているのです。

さて、スクラブ洗顔のつるつる感を味わいたいが、このような問題を抱えるのは怖い。
こういった場合には、自然派素材の成分が入ったアイテムを使いましょう。

 

代表的なものに、天然クレイ(海泥)、火山灰などがあります。
これらは、非常に細かい粒子により肌の古い角質を削り取ると共に、もともと汚れを吸着する力がある素材です。

 

これらの素材は、マイクロビーズよりも肌への刺激が弱く、同時に吸着して汚れを落とす能力があるため、スクラブ洗顔に比べ問題が起こりにくい素材です。
また、つるつる感に関しても問題なく、気持ちの良さと問題のなさを同時に体感できるためおすすめです。
いくつもの洗顔料に採用されていますので、商品選びの参考にしてみましょう。

 

ただ、目の中に入り込む問題については同様に起こるものです。
こちらはスクラブ同様、洗顔中に不用意に目の中に入らないよう、しっかり目をつぶって洗顔するよう注意しましょう。