洗顔にはお湯、ぬるま湯、冷水のどれがもっとも最適なのか?

洗顔にはお湯、ぬるま湯、冷水のどれがもっとも最適なのか?

洗顔に使うお湯の温度は何度が最適なのでしょうか?本当に肌を大切にする湯温の意味を解説します。

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

洗顔に使うのはぬるま湯とはよく聞くけれど、ぬるま湯って何度?

洗顔に使う水の温度は、意外と大切な要素です。
ただ、美容業界では流行廃りがあり、情報を得る時期によって大きな違いがあります。

 

例えばある時期には、42度のお湯が良いという情報がありました。
他の時期には、氷で冷やした冷水が良いという情報もありました。

 

こうなると、どれが本当に良いのかさっぱり分からないという方も多いでしょう。
ただ、一般的にスキンケアや美容に関する本を読んでいると、ぬるま湯が良いと言われます。

 

でも、このぬるま湯という言葉がくせ者です。
あなたは、ぬるま湯と聞いて、何度くらいのお湯をイメージされたでしょうか?

 

わたしの場合、初めてぬるま湯という言葉を聞いたときは、30~35度くらいのお湯かなというイメージでした。
ものの本を読んでいても、大体このくらいの温度を推奨している例が多いように思います。

 

ところが、洗顔に使うお湯の最適温度とは、25度くらいなのです。
この温度は、触ってみてちょっと冷たいかなと思うくらいの温度です。
35度では普通にお湯であってぬるま湯ではありません。

 

そもそもぬるま湯を使う理由とは、肌への刺激を最低限に抑えること、石けんの洗浄力を高めることの二つです。

 

肌への刺激を考えると、30度以上のお湯では内部の保湿成分が一緒になって流れ出してしまいます。
30度以上が良いとされるのは、皮脂が溶け出す温度だからと説明されている本もありますが、洗顔料を使うのであればしっかり洗い落とすことができます。

 

それに皮脂は全て落としきらなくても、肌を守る機能の一つですから必要分は残っていても問題ありません。

冷水洗顔にも注意が必要!

また冷水で洗顔する場合も注意が必要です。
冷水推奨派の意見としては、肌が引き締まり毛穴が目立たなくなること、刺激による肌がぼけないことなどが上げられます。

 

ただ、あまりに冷たい水はそれ自体が刺激物質となります。
毛穴の引き締め効果も、継続するのはせいぜい30分程度で、自分の体温により勝手に元の状態に戻ります。
そもそも、毛穴を引き締めたところで毛穴の大きさは変わりません。

 

また冷水により肌へ刺激を与えすぎると、肌の下を走る毛細血管の血流が良くなり、日々継続することにより血管の色が透けて見える、いわゆる赤ら顔になります。

 

このように洗顔に使うお湯の温度は、肌の状態を適正に保つ意味で大切です。
覚えておくべきことは、とにかくやりすぎない、優しく扱うことだけです。一日くらい多少間違ったところで問題ありませんが、日々の継続は慢性的なダメージを肌に与えます。

 

洗顔に使うお湯はちょっとぬるすぎる程度の温度。
この辺を習慣にしていきましょう。